ウェッジウッド(Wedgwood)の歴史は、一人の天才ジョサイア・ウェッジウッドによって始まりました。後に「イギリス陶芸の父」と称されるジョサイア・ウェッジウッドは、9歳の頃から陶芸の技術を学び始め、生来の勤勉さでめきめきと力をつけ、1759年に独立。ウエッジウッド社のスタートとなります。
その後並々ならぬ研究を重ね、遂に誰も成しえなかったクリーム色の陶器「クリームウェア」の開発に成功。
光を受けると美しく透明に輝くこの作品を、シャルロッテ王妃がことのほか愛したことから「クイーンズ・ウェア」とも呼ばれるようになりました。
1774年には、「ジャスパーウェア」が完成。ウエッジウッドの名を一躍有名にしました。 「ジャスパーウェア」は、長年の研究と試行錯誤の末に生まれた作品で、青・紫などの素地自体に色素を含む土台に、ギリシャ神話や花などのモチーフを張り付けて作られます。
この手法で古代ローマの壺を再現した「ポートランドの壺」は屈指の名作として有名です。
やがて、後を継いだ息子のジョサイア2世は、原料の半分以上を牛骨灰にするという画期的な方法で「ファイン・ボーンチャイナ」を完成させます。
ぬくもりのある白色・透光性・堅牢さなどが人気を呼び、ウエッジウッドの名を不動のものにしました。
その後も2世紀以上に渡り、ジョサイアの革新的な精神はウェッジウッド社に脈々と受け継がれています。
透明感と強度の強い「ファイン・ボーンチャイナ」素材を使用し、日本で人気の高い「ワイルドストロベリー」の誕生など、ウェッジウッド社は今までの陶芸界を変え、現在も『革新』かつ『トラディショナル』な数々の名品を生み出しています。
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